大切な人への結婚祝い。「何を贈ろうか」と迷ったとき、デザインや実用性だけで選んでいませんか?
日本には古くから、贈り物に「良い意味」を込める縁起物(えんぎもの)という素敵な文化があります。
今回は、ギフトの定番である縁起物の「水引(みずひき)」「ペア食器」「木製品」に込められた意味や歴史をご紹介。
これを知れば、あなたの選んだギフトが「想いを伝える特別な贈り物」に変わるはずです。
人と人を固く結ぶ「水引(みずひき)」の意味
水引とは、ご祝儀袋などに用いられる飾り紐のこと。
そんな水引、ただの飾り紐と思われがちですが、実は贈る相手への深い愛情や敬意が込められています。
●水引の歴史と由来
水引の歴史は古く、飛鳥時代に遡るといわれています。
中国からの贈り物に紅白の麻紐が結ばれていたことに由来し、その後、日本独自の文化として発展しました。
水引という名前は、こより状にした和紙を水のりで引いて固めて作ったことに由来すると言われています。
●「結び」に込められたメッセージ
水引の最大の特徴は、“結ぶ”こと。結び目は引けば引くほど固く結ばれることから、「人と人とのご縁を結ぶ」「絆を深める」という意味があります。
特に有名な水引の結び方には、下記のような意味があります。
結び切り・あわじ結び:この二種類は、一度結ぶと解けないことから、「一生に一度であってほしいお祝い(結婚など)」に使われます。
蝶結び(花結び):何度でも結び直せることから、「何度あっても嬉しいお祝い(出産、入学など)」に使われます。

幸せを分かち合う「ペア食器」の選び方
結婚祝いの定番といえば、夫婦茶碗やペアのマグカップなどの「食器」。
かつては「割れ物=壊れる・別れる」を連想させるとして、結婚祝いには避けられる傾向がありました。しかし、現在では全く逆の、縁起の良い意味でとらえられています。
●「割れる」は「増える」というポジティブな意味へ
「割れる」という言葉は忌み言葉とされてきましたが、今ではポジティブな解釈が広まっています。
「割れて数が増える=子孫繁栄」や、「切り(割り)開く=未来を切り拓く」といった意味合いで、新しい門出にふさわしいギフトとして定着しました。
●「食」を共にする幸せを贈る
何より、ペア食器には「二人で食事を囲み、同じ時間を共有してほしい」という願いが込められています。
「同じ釜の飯を食う」という言葉があるように、食事は関係を深める大切なコミュニケーション。これから新しい生活を始める二人に、「毎日仲良く食卓を囲んでね」という想いを贈るのに、ぴったりです。

年輪を重ねて育つ「木製品」の縁起と魅力
ナチュラルで温かみのある木製のカトラリーや器、インテリア雑貨。木製品は、その見た目の優しさだけでなく、縁起物でもあります。
●年輪が象徴する夫婦の絆
木には「年輪」があります。一年一年、少しずつ輪を広げて太く丈夫になっていく年輪模様は、「夫婦の絆を深める」「長い時間をかけて家族の歴史を刻む」ことの象徴とされます。
「これから二人で、太く長い年輪を刻んでいってほしい」 そんな願いを込めることができます。
●漆(うるし)が持つ縁を繋ぐ力
木製品の仕上げによく使われる漆ですが、実は天然の接着剤としての一面も持っていることをご存知でしょうか?最近注目を集めている修復技法「金継ぎ(きんつぎ)」も、実は漆の力で割れた器を接着しています。
古くから、漆はいろいろなものを繋げたり、一度壊れたものを繋ぎ直したりするために使われてきました。
その接着力は非常に強力。 このことから、「二人の縁をくっつける」「固い絆で結ぶ」、あるいは「(喧嘩をしても)仲を修復する」といった願いも込めることができます。

「意味」からギフトを選んでみませんか?
今回はギフトの定番である縁起物の意味と歴史をご紹介しました。
こうして見てみると、古くから伝わる縁起物には、相手の幸せを願う温かい心が詰まっていることがわかります。
贈り物を選ぶとき、デザインや価格で迷ったら、アイテムに込められた「意味」や「歴史」に注目してみるといいかもしれません。
「大事なあの人の結婚祝いに、心を込めた贈り物をしたい」
そう考える方はぜひ、『FujiriGIFT(ふたりギフト)』をのぞいてみてください。
今回ご紹介した、ペア食器や木製品だけでなく、結婚する二人の門出に相応しいギフトがきっと見つかるはずです!